卯辰山菖蒲園の右奥に伸びる千杵坂、卯辰山三社への登り口に建つ鳥居脇に、「露結」の二文字(ご興味のある方はこちらを参照)が彫られた手水鉢がひっそりと佇んでいる。慶応3年に始まる卯辰山開拓で千杵坂を登った先には芝居小屋、茶屋なども置かれ、大変賑わったそう(藩営事業だったため明治維新で頓挫)訪れる人はまずここで手を清め、鳥居の下でお辞儀をして、いそいそと坂を登ったんだろうか。一面色とりどりの落ち葉に囲まれ飾られている手水鉢を観て、そんなコトを想像した。
2013年12月2日15時15分撮影
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