工芸を工芸のなかに 閉じこめるんじゃなくて、 工芸を開かれた資源 と考えてみる。
宮川 今日はいつもみんなで議論している『工芸建築』についてなんですけど。そもそもそれって何なの?ということを再確認する場にしたいです。 ...
茶室は工芸だ。 茶碗にこめられた工芸性と、 床柱の工芸性は 変わらない。
秋元 近代的な原理のなかでいくつか特徴的なものがあります。ひとつは、もともと総合的に成り立っていたものをカテゴリーに分割していくこと。たとえ...
法隆寺の大工は建築家か? という議論がある。 これからはプロデュース力が 求められる。
小津 工芸建築はブリコラージュじゃないですよね。手元にあるものを組み合わせてつくるのではなく、ある意図のもとにつくられる。 内田...
工芸の産業化のための 工芸建築だとして、 そこで工芸家が どう関わっていくんだろう?
宮川 佐無田さん、ここまでの話を総括しながら思うことはありますか。 佐無田 「建築にも、そもそも職人的な要素があったんじゃないか」...
中村卓夫さんは モダンな建築空間のなかで 工芸を実験するための 場として自邸をつくった。
佐無田 単純に言うと「きれいな建築」と「工芸建築」の違いはなんなのか? 秋元 工芸建築はより依頼主の身体感覚に寄り添ったものだと思...
経済原理で突っ走っても いいものはできない。 あまちゃんも直島も 20〜30年の我慢期間があった。
佐無田 だんだんわかってきました。場所や全体の空間性みたいなものに関わっていて、そのなかで個々の工芸的なディテールが活かされるように工...