金沢まち・ひと会議

NEWS | 日曜日 20 3月 2016

第4回金沢まち・ひとサロン

工芸建築を語る 其の三
場所の文化を考える

「工芸建築」とは、建築をいわばひとつの工芸作品として考えてみる試みです。金沢まち・ひと会議では、現代における新たな建築作品の可能性、新たな工芸の展開可能性として、素材・技法・空間スケールという視点から「工芸建築」という概念を議論しています。
このサロンでは二回にわたって、「工芸建築」というものの概念整理と、それがもたらす産業としての可能性についての議論を行ってきました。今回は、これまでの議論をふまえつつ、「工芸建築と場所の文化」についての対話をおこないます。
「工芸」は、地名が産地として定着してきたように、場所とつながりをもってきたと考えられています。一方「建築」はまさに建つことによって物理的に場所と関わっています。では「工芸建築」と「場所の文化」はどのような関係を結べるのでしょうか。
これらの問いを読み解くために、「土地」や「技術」「価値」などのキーワードを手がかりにして、「工芸建築」と「場所の文化」の関係を考えていきます。

《話題提供者》 
鈴木大拙館 学芸員 猪谷 聡
漆芸 西村 松逸
建築家 吉村 寿博

《参加方法》
日  時|2016年2月19日(金) 19:00-21:00
参加費|1,000円 ワンドリンク付き
定  員|40名 事前予約制
場  所|金沢市下本多町六番丁40-1 3階(㈱ノエチカ内)
申込先|Mail info@noetica.co.jp TEL 090-7896-9690
金沢まち・ひと会議(㈱ノエチカ内)担当高山

金沢まち・ひとサロンとは…
街角サロン風の気楽な雰囲気で、まちづくり・ひとづくりについて意見のある仲間が集まって、明日の金沢のあり方を議論するオープンな場所づくりの試みです。

主催 NPO法人趣都金澤