金澤のディテールには時々ハッとさせられる。さりげなく風景に溶け込んでいるので、毎日目にしているのに全然気づかないけど、よくよく観ると「ふ〜む・・なかなか攻めて...
意外(逆説的?)に思われるかもしれないけど金澤はとても月の鑑賞に適した街だと思う。 複雑な地形は月の出から入りまで多彩な‘月の風景’を出現させ、変...
鼓門は完成当初の賛否両論期を経て、近年では世界からも大いに注目される様にもなり(アメリカの大手旅行雑誌Web版で、世界で最も美しい駅14選...
ぼんぼり灯る浅野川大橋たもとを夜の帳と共に、妖しく艶のある桜の魔法が覆い始める頃。橋を渡って右に伸びる主計町茶屋街、こちら手前を右に曲がればひがし茶屋街。...
兼六園に合わせて夜間ライトアップ無料開園する金沢城公園。ここは多くの花見客で賑わう二の丸内堀沿い桜並木の奥、切手門の内側にひっそりと咲く見事な枝ぶりの桜。若干...
兼六園は桜が最も見頃な時期、大体10日間くらい夜間ライトアップ無料開放する(普通は逆?金澤人らしいおもてなしの表れだと思う)2015年は満開に満月も重なり(こ...
遥か昔に一度トピック書いたけど、あれからカメラの性能も随分良くなったのでもう一度。 毎年5月の始め(大体2日から4日まで)浅野川梅ノ橋を舞台に地元...
左、金沢城公園の城壁、右はしいのき迎賓館。正面は兼六園。様々な生き物達の住処にもなっている旧市街中心部、生態系に配慮して極力照明は控えめに...
金澤は昔から「雨の多い街」として知られてきた。実は4月から10月までは全ての月で東京よりも日照時間は長い(ここ30年の統計、ちなみに3月から...
まちひと会議HPが プレオープンしました
まちひと会議ってどんなことしてるの? 金沢で作り出そうとしている新しい工芸や建築の可能性って?? 「工芸建築」って何??? をこれからホームページでご紹介...
~本イベントは終了いたしました~ 多くの皆さまのご来場をいただき、誠にありがとうございました。 *** 第2回金沢まち・ひとサロンが開催されま...
経済原理で突っ走っても いいものはできない。 あまちゃんも直島も 20〜30年の我慢期間があった。
佐無田 だんだんわかってきました。場所や全体の空間性みたいなものに関わっていて、そのなかで個々の工芸的なディテールが活かされるように工...
中村卓夫さんは モダンな建築空間のなかで 工芸を実験するための 場として自邸をつくった。
佐無田 単純に言うと「きれいな建築」と「工芸建築」の違いはなんなのか? 秋元 工芸建築はより依頼主の身体感覚に寄り添ったものだと思...
工芸の産業化のための 工芸建築だとして、 そこで工芸家が どう関わっていくんだろう?
宮川 佐無田さん、ここまでの話を総括しながら思うことはありますか。 佐無田 「建築にも、そもそも職人的な要素があったんじゃないか」...
以前にも書いているけど、金澤での花見は廻りの風景との‘調和による美’を意識するとより味わい深い。ここは金沢城と兼六園を繋ぐ石川橋から真弓坂入口方面に向か...
金沢のホントの魅力はスポットではなく‘複雑な地形’全体(と変化に富んだ気候)にある、と思う。(歩いて歩いて佇んで・・徐々に沁みてくる魅力。街全体をゆっく...
金澤旧市街には桜が多く植えられている。藩政期にお殿様がお城から桜霞を眺めようと寺町台地斜面に植えてみたり、日露戦争勝利記念にアチコチに植えたり 最近では...
法隆寺の大工は建築家か? という議論がある。 これからはプロデュース力が 求められる。
小津 工芸建築はブリコラージュじゃないですよね。手元にあるものを組み合わせてつくるのではなく、ある意図のもとにつくられる。 内田...
21世紀美術館は毎晩22時まで交流ゾーン(外周部分)を無料で開放している。無料と言ってもそこは金澤、タレルの部屋(ブルー・プラネット・スカイ)で延々と佇...
茶室は工芸だ。 茶碗にこめられた工芸性と、 床柱の工芸性は 変わらない。
秋元 近代的な原理のなかでいくつか特徴的なものがあります。ひとつは、もともと総合的に成り立っていたものをカテゴリーに分割していくこと。たとえ...
工芸を工芸のなかに 閉じこめるんじゃなくて、 工芸を開かれた資源 と考えてみる。
宮川 今日はいつもみんなで議論している『工芸建築』についてなんですけど。そもそもそれって何なの?ということを再確認する場にしたいです。 ...
日中この辺りは旧市街の表通りを回避するクルマで遅くまで混雑する。打って変わって静寂に包まれた夜、「角のパン屋さん」(ルバン in おやま)の明りだけがフ...
日没から22時まで仄かにライトアップされる金沢文芸館(国登録有形文化財)は1929年築の元銀行。(市が改修し平成17年に文芸館として開設) 大きく張り...
大晦日の夕暮れからにわかに降り始めた雪がドンドン旧市街中を塗り替えてゆく。 兼六園下バス停と兼六園桂坂口方面を繋ぐ階段坂(平らに薄く載った雪の様子から...
元旦の夕暮れ、あたり一面を真っ白に塗り替えた雪の中を旅行者風の三人が等間隔で姿勢良く歩いてゆく。(地図で兼六園から尾山神社へ向かうルートを調べてここを歩...
東山一丁目(旧観音町)観音院に向かって真っ直ぐ伸びる参道(しばらく進むと観音坂の少し手前から斜め右に折れる、江戸時代とまったく変わらない道筋)大晦日の夜...
ほぼ一日中雪模様だった2015年元旦だけど実は・・時に吹雪いて、時に音もなくフワフワと舞い降る雪の合間に実は・・「あっ!」っと思わず声を上げたくなるよう...
金澤では雪は一気に積り、いつの間にか溶けて全てなくなり、また積りを繰り返す。大晦日まで一切雪がなかった金沢城「本丸園地の森」があっという間に雪に覆われた...
金沢ヒストリア ~金沢の宗教と都市~
中世、荘園支配からの脱却を目指し、全国初ともいわれる宗教自治都市を成立させた金沢。圧政に苦しむ農民と一向宗が結びつき「百姓の持ちたる国」ともいわれた。現在の金沢...
ここは市の中心に位置する、しいのき迎賓館裏手から金沢城まで続く広々とした芝生。20年近い議論の末ここを「何もない贅沢な空間」に整備するコトに決まった結果出現...