鈴木大拙館は21世紀美術館と並び「金澤」を見事に取り入れてその魅力をより一層増している「場」。
21世紀美術館が「金澤の光の変化を常に反映させて存在自体を作品に昇華させている」のに対し大拙館は何百年も入らずの森だった本多の原生林を借景にそれは見事な調和、美しさで年中楽しませてくれる。そして午後になれば「水鏡の庭」に差し込む光が乱舞して・・・ちょっぴり幻想的とも言える光景を見せてくれる。約3分毎に(微調整しているとのコト)生じる波紋が創る模様に心を静めるのもいいけど、刻一刻移り変わる光の舞いにウットリ浸るのもこの館の醍醐味だろう。晩秋の低く柔らかく透明な光がユラユラと舞うひととき。11月4日15時39分撮影
大きな地図で 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示