金沢まち・ひと会議

PHOTOGRAPH | 日曜日 26 7月 2015

計町桜釉薬掛け

 金澤は昔から「雨の多い街」として知られてきた。実は4月から10月までは全ての月で東京よりも日照時間は長い(ここ30年の統計、ちなみに3月から11月までの総日照時間でも金澤の方が長い)ので、雨も多いけど「雨に濡れた街が輝く瞬間が多い街」でもある。
この日は春らしい薄曇りの雨模様。雨の釉薬がかかった茶屋街の石畳がボンボリに淡く浮かび上がる、いかにも金澤らしい光景。彼方に霞む卯辰山、水かさを増せど相変わらず優しい浅野川の水音、漂う春の香りの中の風雅な夕暮れ。2015年4月3日 18時17分撮影
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