金沢まち・ひと会議

PHOTOGRAPH | 日曜日 17 4月 2016

桜覗きの小路 主計町茶屋街

 金沢の桜の味わいは多種多様。犀川右岸桜橋から大橋までズラッと並ぶ桜並木、石川橋から眺める兼六園側と金沢城側、上に下に遠く近く・・ダイナミックに展開する桜絵図、藩政期の頃から桜霞を楽しむために整えられてきた卯辰山、寺町台地斜面の桜、小立野慶恩寺のひっそりと咲く一本の大きな枝垂れ桜、そして主計町茶屋街の細い細い小路を曲がった途端「不意に眼に飛び込んでくる枝」の妖艶さに思わず足を止めてしまう、のも金沢らしい桜の味わい。

 薄暗がりでふと眼に留まる美しさ。桜の精がいたずらっぽく誘っている風も。2015/04/10 20:41:22撮影
地図で金澤コンシェルジュ通信マップ を表示