Author Archives: mchtact

金沢ヒストリア ~金沢の宗教と都市~

中世、荘園支配からの脱却を目指し、全国初ともいわれる宗教自治都市を成立させた金沢。圧政に苦しむ農民と一向宗が結びつき「百姓の持ちたる国」ともいわれた。現在の金沢城は、もともと一向宗の本拠、金沢御堂あとに建てられたものであ … Continue reading

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雪明り雪灯り。広坂緑地

ここは市の中心に位置する、しいのき迎賓館裏手から金沢城まで続く広々とした芝生。20年近い議論の末ここを「何もない贅沢な空間」に整備するコトに決まった結果出現した。県庁舎もかなり削り、後ろにあった建物も撤去し、駐車場は地下 … Continue reading

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奥村家土塀 冬の光

そもそも地元が「雪の金澤」を盛んにPRしてきた経緯もあり、なんとなく未だに「冬の金澤は雪に覆われている」イメージを持つ人も多いだろうけど実のところ雪は「あったりなかったり」で無い時の方が多い・・様に思う。暮れも押し迫った … Continue reading

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吹雪上がりの夜空 大友楼本店前

12月から2月に限り極端に日照の少ない金澤の冬(逆に3月から11月までの日照時間は東京よりも1割弱長い)だけど、実は細かく晴れ間が覗く日がとても多い。「弁当忘れても傘忘れるな」という金澤の諺は「天候がころころ変わる」コト … Continue reading

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観音坂 雪紅葉二片

桜の咲き方散る様と同様に紅葉の色付き方散る姿も毎年様々。あっという間に深紅に色付いてハラハラと舞い散るコトもあれば、いつまでも薄い紅色のままいつの間にか全て地面に張り付いている年もある。 いずれにせよ通常晩秋になるにした … Continue reading

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ひがし茶屋街 ぼた雪花

金澤は年間で東京の9 割の日照がある(気象庁ここ30年の統計)と言えば大抵の人は驚くけれど・・モチロン雨の多さも全国有数(石川は高知、宮崎に続いて第3位)冬、雨は雪に姿を変えて降っては溶け降っては溶け(平均最低気温は最も … Continue reading

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根上松 薄雪化粧

気温があまり下がらない金澤(1月のココ30年の最低気温平均は東京大手町と同じ0.9度)の雪は基本降ってるそばからヒタヒタと溶ける。「金澤の雪は重たい」と言われるのは降雪と同時に溶け始めた水、をたっぷり含んで付着する様に積 … Continue reading

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紅葉点描天井画 卯辰山山野草園

ひがし茶屋街から歩いてほんの数分の卯辰山中腹にひっそりと存在する山野草園。 斜面にそこそこ広大な敷地を締めている割に小さい出入口が二箇所あるだけの、しかも観音坂女坂に面した方は間口も狭く割りと急な階段で、ちょっと秘密めい … Continue reading

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露結手水鉢 卯辰山三社千杵坂脇

卯辰山菖蒲園の右奥に伸びる千杵坂、卯辰山三社への登り口に建つ鳥居脇に、「露結」の二文字(ご興味のある方はこちらを参照)が彫られた手水鉢がひっそりと佇んでいる。慶応3年に始まる卯辰山開拓で千杵坂を登った先には芝居小屋、茶屋 … Continue reading

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水鏡光庭

鈴木大拙館は21世紀美術館と並び「金澤」を見事に取り入れてその魅力をより一層増している「場」。 21世紀美術館が「金澤の光の変化を常に反映させて存在自体を作品に昇華させている」のに対し大拙館は何百年も入らずの森だった本多 … Continue reading

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